場面緘黙症 治し方、カウンセリング

場面緘黙症の治し方、カウンセリング

場面緘黙症の治療にはカウンセリングが重要です。
カウンセリングに合わせて薬を用いる事もありますが、薬だけで治るという物ではありません。

 

とは言え、場面緘黙症の子にいきなり先生と話をするのは無理な事です。
最初のうちはいっしょにゲームをしたり、

 

絵を描いたりすることでコミュニケーションを図って行きます。
そういった事を繰り返すうちに、周りの人にアイコンタクトで意思を伝えようとしたり、

 

小さな声を発するようになれば上手くいっている証拠です。
何度もカウンセリングに通っているのに会話ができないとなると、

 

親御さんはますます心配になるでしょうが、小さな前進を見つけてあげてください。
前進がまったく見られない場合は児童相談センターなどに問い合わせ、

 

心理士の居る病院へ行ってみましょう。
箱庭療法などで良くなる事もあります。

 

場面緘黙症の大人の方の体験談によると、
「精神科の先生よりも心理士の先生の方が合っていた」という事があったそうです。

 

精神科の先生は話は聞いてくれるものの、事務的な治療しかしてもらえなかったそうですが、
親身になってくれる心理士の先生に出会った事で症状が良くなったと言っていました。

 

精神科より心理士が良いという話ではありませんが、
ウマが合うか合わないかもかなり重要なポイントになります。

 

中には事務的な治療をしてくれた方が気楽良いと感じる人も居るでしょう。
本人が嫌がらずに無理なく通える良い先生を見つけてください。